フジテレビ抗議デモ

昨日(21日)2回目の韓流偏向だとして、お台場フジテレビ前で抗議デモがありました。
デモの主催者のことは何もわかりませんが。8000名程度集まっていたとのことです。
確かに、フジテレビを筆頭にNHKを含めた各社の韓国ドラマの番組の多さはひどすぎます。
BS放送は、昼夜を問わず、どこかのチャネルで何らかの韓国ドラマが放送されています。
恋愛ものやファミリーもには、日本のドラマとストリーとほとんど変わらず、韓流俳優や女優が演じているだけです。これなら、昔の日本製のドラマの再放送をしたほうがいいと思いますが、有料チャネルのネタがなくなることを心配してか、現在放送中のドラマの再放送がほとんどです。
フジテレビなら、”北の国から”を全編差再放送したら昼間でも10%の視聴率はあると思います。
もっとわからないのは、朝鮮の歴史ドラマです。朝鮮の歴史的英雄のドラマを放送する意義が分からない。
もともと、歴史ドラマは、その国の民族意識を高めるために作られるものであって、坂本竜馬の生きざまを韓国人が知ってもなにも感激しないと思う。
この歴史ドラマを週に何本も放送しているのは何のためかと勘繰られても仕方がないと思う。
日本ドラマでも、“おしん”や”仁”のように、高い評価を得て世界中で放送されたドラマがありました。
水戸黄門も中国で放送されているそうです。
15年くらい前にイスラエルに行ったときに、”おしん”と伊丹十三作品で話題が盛り上がった記憶があります。それは、企画、脚本(ストリー)や演技、制作の熱意などが万人に受け入れられたのだと思います。
韓国ドラマのすべてを否定はしませんが、あまりに数が多すぎます。
意図的な偏向ではなく、製作費の削減で安易に放送しているだけであれば、見せられている視聴者をあまりに馬鹿にしています。
”見たくなければ見なければいい”的な発想ではなく、公共の電波を許認可を得て放送している自覚を放送局の経営者には持っていただき、いい番組を自らの力で生み出して放送してほしいものです。
最後に、NHKは最近本当にいい番組を作っています。”セカンドバージン”、”下流の宴”などのドラマも良いし、未解決事件のドラマ併用ドキュメンタリーも良いし、様変わりしましたね。