日本ーセルビア戦

昨日の日本ーセルビア戦をTV観戦した。
試合の論評は、多くのサイトで掲載されているし、私の専門でもないのでしない。
しかし、本番のW杯を直前にして、この岡田ジャパンはプロジェクトチームとして体をなしていないと感じた。
まず、岡田監督の指揮官としての姿勢がなっていない。
選手は、あなたの所有物ではない。
あなたは、クラブから選手を預かって、チームを目標達成のためにマネージメント(日本語の管理の意味ではない)するのが役目だ。
セルビア戦では、ほぼ固まったレギュラー陣に対し、オプションやバックアップの役目を果たせる人材がいるかをトライさせ確認するのが目的だったはずだ。
その為には、セルビアの選手やチームの特性を分析し、どのような戦略・戦術で挑み、どのような結果を期待するのか明確にしなければならない。
試合の中では、その辺が何も見られなかった。
セルビアはW杯出場国とはいっても、今回のチームは代表に選ばれない二線級の選手なので、2−0ぐらいで軽く勝てるだろう的な根拠のない甘い見通しで、戦いを迎えたとしか思われない。
だから、0−3の惨敗で、しかも何も得ることのない試合となったのだ。
試合後のコメントもひどすぎる。
 レギュラーとの差がありすぎ(だからどうするのか?今頃わかったのか?)
 70%はボールを支配していた(それでも得点ができなかったのはなぜか?逆に相手がもっと積極的に仕掛けたらもっと得点差はついたかも)
 3バックも考える(いまさらフォーメーションを変更するのか?それなら、選手ではなく、自分自身がオプションの戦術を持っているべきだ)
また、岡田監督をサポートしているスタッフは何をしていたのだろう?
岡田監督を任命した犬飼会長にいたっては無責任の極限。”岡田監督を慰めて下さい”ばかでないの!!
フランス大会の采配で岡田監督の無能さはわかったいたのに、この犬飼はそれ以上に無能だ。
今彼に求めるのは、監督の交代だ。そして、”ベスト4”ではない、現実的な目標の設定と実践を望む。