東北地方太平洋沖地震

昨日3月11日 14:26 に地震が発生した時に、船堀にいました。
ちょうど、タクシーを降りると、大きな揺れが始まり、2分ほど続きました。
3時から、お客様と打ち合わせをする予定でしたが、その後も断続的に揺れが続きたために、30分遅れて打ち合わせを開始しました。
揺れは収まりませんでしたが、打ち合わせを開始し、約2時間後に終了しました。参加者は誰も中止を言い出す者はいなかった。
その後食事をして、船堀駅に7時ごろ到着しましたが、地下鉄、私鉄、JRが完全にストップしていることが解り、近くのダイエーで待機しながら(食品売り場以外は臨時休業していた)、レンタカー、ホテル、タクシーなど検討しましたが、どれも無理でした。
仕方がないので、船堀よりタクシーがつかまりやすいのではと考えて、バスで錦糸町に移動することにしました。
しかし、バスはなかなか来ず、やっと来ても満員で乗車することもできず、結局あきらめました。
朝4時まで営業している居酒屋で、様子を見ることにしました。
ようやく、10時すぐに、都営新宿線が運転再開したので、10時40分ごろに船堀駅から、東大島行きに乗り、東大島から新宿行きにのり、市ヶ谷についたのは11時40分ごろでした。

しかし、都営地下鉄は、この未曾有の災害の時に、結構頑張っていました。東京メトロも一部運転ですが努力はしていました。私鉄も、東武以外は何とかしようとしている姿勢がありました。

ところが、JR東日本は全くやる気がありません。早々と全面運転中止を決定し、駅のシャッターまで閉めてしまいました。
公共交通機関としての自覚全くなしです。
色々、私の知らない事情もあるのでしょう(まさか、組合の圧力ではないでしょうね)。一部だけ再開してもより混乱をすると考えたのかもしれません。
しかし、顧客に対するいたわりはないですね。
全面運転中止した割には、翌日はいつも通り始発時間から運転再開するわけでもなく、7時、8時再開です。さらに、その時間から安全確認をする始末です。結局1時間以上遅れで、そろりそろりと運転再開です。何のために前日に早々と運転中止を決定したのでしょうか?全社で夜通しで運転再開の準備はしていなかったのでしょうか?
JR東日本は、経営者も社員の相変わらず国鉄時代のままの意識です。

こんな交通機関しか利用できない私たちは、なんと不幸なんでしょうか!!!