ヤクルト高田監督辞任

プロ野球ヤクルト高田監督が成績不振で辞任した。
最近、ほとんどプロ野球には興味が無い。なので、ヤクルトの試合はわからない。
ただ、8連敗ぐらいしていたのは知っている。
ヤクルトは、昨シーズンは3位でプレーオフにも進出したはずだ。
何が原因か?監督の裁量の範疇で問題があったのか?

監督の役目は、
1.組織をつくる コーチ、スタッフ、選手補強(監督ではなく、チームのGMの役目である場合もある)
2.目標を作る  どんな野球をめざすか、シーズンの最終成績は?(日本1、プレーオフ進出)
3.戦力を整える コーチの仕事だが、逐次報告を受け、また、自分の目で確かめる
4.レギュラー選手の選別
5.試合出場選手のアサイ
6.試合進行の指揮(作戦、選手交代)
7.選手モティベーションのアップ、維持
などがあると思う。

高田監督は経験豊かな指揮者であるから、経験不足で大きなへまをすることはない。また、人柄も良さそう(見た目の感想)で紳士であるから、選手のモチベーションにも問題なさそうだ。
そうすると、”3の戦力を整える”に問題が集約されそうだ。
これは、コーチの役目である。
であれば、最初にコーチの責任が追求され解任や入れ替えをしなければならない。
これは監督の一番大切な仕事である。
いかにも日本的なTOPが責任を取れば、後は終わりでは何も解決しない。
責任を追及する前に、原因の分析が先だ。
その原因を分析・解決する能力が高田監督に無いのであれば、退任もやもう得ない。
そのままでは、ヤクルトは回復しないだろう。一時的に監督解任で選手が発奮しても後が続かない。

高田監督自身のモティベーションが無くなったのではしょうがないが。

どこかの日本代表の監督は、これら本番なのにモチベーションはどうなったのか?
自ら進退伺いを出すこと自体、選手を信頼していないことだ。
早くやめたほうが良い。
所詮あなたは、世界レベルで戦える指揮者ではなかったのだ。
まずは選手より、あなたに問題があることを自覚したほうが良い。
目標のベスト4は空しいな。
この無謀な目標に振り回された選手こそかわいそうだ。