日本ーイングランド 練習試合

1−2で逆転負け。

前回W杯ドイツ大会オーストラリア戦の再現のような試合だった。
1点先制し、前半を上手く戦っても、後半押し込まれて、守備陣形が崩れ、逆転負け。
どうしても相手の圧力に慌ててしまうのは、気持ちの面での弱さ、海外強豪チームとの経験の無さか。

Jリーグなら、倒れれば直ぐペナルティーをもらえるが、ヨーロッパのリーグでは、接触しただけではペナルティはもらえない。戦局を変えるような意図的なプレーでなければ反則にはならない。
つまり、倒れるほうが弱いのである。
今日の試合は、そんなに倒れこみは多くなかったが、2,3反則を期待するような倒れ込みがあった。
また、相手のすばやいディヘンスに、苦し紛れのパスが相手にとられ、1パスでゴール前まで攻められる状況が多かった。

良かった所は、ショートパスで、ボールを前後左右につなぎ、狭い空間でシュートチャンスまでもって行こうとしたことだ。観客からも2,3回拍手があった。
ただ、後半は相手に読まれていて上手く回らなくなると、そのほかの攻撃手段が無かった。
やはり、ドリブルで一人で切り込める選手が欲しい。田中達也を入れて欲しい(今日ナビスコカップで怪我をしたらしいが)。
韓国戦よりは、中村俊がいなかった分、もたもた感が無く、攻めのスピードがあったし、見てて面白い試合だった。今日の先発メンバーで本番も良いのではないかと思う。FWだけは、岡崎よりは、スピードのある玉田先発を考えてもいいと思う。

長友のがんばりは賞賛に値する。
彼のプレーを見ていると、力の差はあっても、気持ちと運があれば、勝てるかもしれないと期待させる試合ではあった。

W杯でも、負けても良いから点を取りに行くワクワクする試合を期待してます。