W杯 日本勝利 カメルーン下す!!!

1−0 松井のクロスを、本田がゴールに押し込み1点先取。
そのまま、守りきり初戦及び海外開催のW杯で初勝利。

最後の15分は、日本らしく、ばたばたと押されぎみになり、どうなるかとハラハラしたが、何とか逃げ切った。

快心の勝利ではなかったが、1勝は1勝、すばらしい勝利。

岡田監督、おめでとう!!!

ヒーローは、松井と本田だ。この二人は只者ではない。
カメルーンのプレッシャーの中、何とか裏をかいてやろうと常に狙っていた。

正直、今でもチーム力はカメルーンのほうが上だと思う。

それでも、勝てたのは(1点を入れることはできたのは)、この二人のしたたかさがあったからだ。
結果は出なかったが遠藤も、精神的に余裕があった。

もちろん、ほかの選手もめいっぱいがんばったが、がんばっただけでは良い結果は出なかったと思う。

良く精神論を語る人がいるが、それともちょっと違うと思う。

カメルーンや日本の選手で、精神的に弱い人間がいるとは思わない。そんな人がW杯のグランドに立てるわけが無い。

違いは、したたかさだ。
ただ一生懸命動いていた、ほかの日本人選手とは違っていた。
この3人は、冷静に俯瞰してゲームを見ていた。どうやって相手をだまして(惑わして)ゴールまで持っていくかを考えていたと思う。

松井と長谷部を変えなければ、もう少しラクに戦えたと思う。二人ともまだ余裕があった。
交代した岡崎も、矢野もあまり機能していなかった。岡崎はシュートひとつあったが、スピードは負けていた。
矢野は、テクニックが見劣りして、ボールを維持できなかった。
岡田監督は、最後の攻めに出たカメルーンを見て、裏をかいて、このもう1点取りにいったが、上手くいかなかった。剛には剛ではだめで、柔で行かなくては。それがしたたかさ。
出すなら、中村憲を出して欲しかった。



あとは、オランダ、デンマークをどう戦うかだ。

オランダはダントツに強い。
デンマークは、カメルーンとの勝敗によりどうなるかわからないが、勝てば死に物狂いで戦ってくるだろう。

オランダ戦は、負けても良いが、1点差負けなら御の字だ。あとは、オランダがカメルーンにも1点差で勝ってくれればそれで良し。
デンマークは、攻めが単調なので、カメルーン戦と同じ守備を徹底すれば勝てる可能性がある。
デンマークはオランダに0−2で負けているので、日本には、引き分けでは決勝トーナメント進出はできないので、より力に頼った攻めになりそうだ。

しかし、この3人は、きっとオランダに勝つことを考えていると思う。
是非、番狂わせを期待したい。