DELL君壊れる

昨日の朝、DELL Dimension4600Cが立ち上がらなくなり、全く使えなくなりました。
起動時に、
”Alert!Chipset heat sink not detected,System halted!"
のメッセージが表示され、OSが起動しません。

購入してから6年ほど経過していて、保守契約期限はとっくに過ぎています。
サポートセンターに電話しようとしましたが、とりあえず、ネットで、同じような障害を調べたら、でるわでるわ事例がいっぱい。

Demensionシリーズの、潜在的な欠陥で、3年ぐらい以上使うと、熱で半田が溶けヒートシンクの留め金具がはずれ、ヒートシンクがずれるために、そのことを検知し立ち上がらないようです。

筐体を開けたら、確かに金具が無く、ヒートシンクがはずれていました。他に障害があるか判らないが、ヒートシンクを付け直すことにしました。

直すには、この金具を付け直せば良いのですが、この金具が見つからない。また、付け直すためには基板に半田付け作業も必要になります。


元々、高温になるヒートシンクを半田付けされた金具で留めるのは、構造的欠陥だと思います。
火災などの重大事故に繋がる危険性もあります。
車なら、リコール対象です。
ネットでは、DELLは非を認めていないので無償修理には応じない、基板交換で4万円程度するとの書き込みがありました。
1万円程度で修理に応じるPC修理会社もあるようです。
そろそろ買え換えも考えていたので、このPCにこれ以上投資したくないので自分で直すことにしました。

ちなみに、私はメールはGmailに集約しているので、メールデータはGoogleに保存されています。
そのほかの、重要なファイルは、NASに保存しているので、このPCが使えなくても影響は少ないですが、雑多なファイルやアプリがあるので、多少仕事には影響します。早く復旧させなくては。

今日の朝から、対策を考え、紛失した金具の変わりに、クリップを加工してつけることにしました。
基板をはずしたり、ヒートシンクを付け直すときに必要なシリコングリースをHANDSに買いに行ったりで、3時間程度かかり、ようやく復活しました。
OSも立ち上がり、ディスクも

壊れていないようです。良かった!!!
一番大変だったのは基板の取出しですね。ロックをはずし、ねじを1個取れば簡単に取り出せるのですが、勝手がわからないと、ちょっとコツと勇気が要ります。

また、いつ壊れるか解らないので、新しいPCを買うことにしました。
もうDELLはやめようと思いましたが、色々調べると、やはりコストパフォーマンスは一番いいので、またDELLを選んでしまいました。
PCは数年で買え換えるので、どうしてもコストパフォーマンス優先になってしまいます。

日本メーカーの皆さん、DELLに負けない価格の商品出してください。
早く新しいPC届かないかな(笑)